ミステリー・サスペンス・ハードボイルド13

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路上の弁護士〈下〉
主人公は名門法律事務所で働いています 給料良し 待遇良し 何の不自由もありません ホームレスの人質になったことで正義に目覚めます 良く出来た作品ですが非現実的ですね 本来、恵まれたものは恵まれてない......
幽霊探偵の五セント硬貨 ミステリ書店 2 (ランダムハウス講談社文庫)
1作目のようなジャックの存在をペネロピーが受け入れるかどうか、 という緊迫感はないですが、出会いの頃からすると、 一年経って二人のコンビも正式な師匠と弟子の関係になってきている気がします。 ジャック......
我らが影歩みし所〈上〉 (扶桑社ミステリー)
商品の説明を読んで、きらびやかな、またはおどろおどろしいSFを期待していましたが、読んでいてSFらしいところは全く感じられませんでした。既に「セカンドワールド」がある世界に生きているわけですし。犯罪......
アサシーニ―コンクラーベ・ヴァチカンの陰謀
コンクラーベ(教皇選出)を巡る教皇庁内部の闇を暴こうとした一人のシスターが無惨に 殺されたことから全てが始まります。 事件を追うのは、元イエズス会修道士でありながら俗世に戻ることを選んだシスターの......
幻を追う男 (論創海外ミステリ)
不可能犯罪の巨匠カーの生誕100周年を記念して初期ラジオドラマの秀作3本を収録した日本オリジナル企画出版集です。未訳長編も全て翻訳が完了した現在、こういった眠っている作品の発掘はファンにとって、とて......
デス・コレクターズ (文春文庫)
「百番目の男」で膝の力が抜けるような衝撃を味わって以来、次回作を心待ちにしておりましたが この「デスコレクターズ」は、期待を裏切らない見事なエンターテインメント小説でした。 頼れる相棒、ツンデレ美女......
My Only Son
昨年の年末衝動買いで買ったんですが、読み進めてゆくと自分が登場しているような感覚になり、マフィアという組織について事細かく誠実に描かれています。 物語中に出る苦悩や葛藤、人間模様が主人公視点になって......
極東細菌テロを爆砕せよ〈上〉 (新潮文庫)
本書は「ダーク・ピット」シリーズの29,30巻目にあたることをあとがきで知りました。そういうシリーズがあることを知らずに読み始めたのですが、危機に際してもジョークを飛ばす典型的なアメリカンヒーローの......
極東細菌テロを爆砕せよ〈下〉 (新潮文庫)
極東が舞台で、斬新な展開を期待したが。 まったく期待はずれ。 東アジアに対する無知を実証しただけ。 その分、些少なメカニックな描写が延々と続く。 退屈な展開が多く、残念。 カッスラー氏は豪華ジャ......
名探偵のコーヒーのいれ方 コクと深みの名推理1 (ランダムハウス講談社文庫)
表紙絵にはヒロインの愛猫が描かれています。 大の猫好きとしてはこれだけで評価プラス1。ただ、たしかにきわどい所でヒロインを 救うのに一役買ってくれましたが、全体的に猫の存在感はあまりありません。 あ......
スリープ村の殺人者 (SHINJUSHA MYSTERY)
探偵小説の黄金時代に活躍した英国ミステリー作家ケネディが1932年に発表した本格推理の代表作です。著者もまた合作長編の他には近年「救いの死」の一作しか紹介されていない日本では不遇の作家です。本翻訳書......
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)
体裁は追いつめられていく二重スパイを描いたスリラーですが、濃密な心理描写と運命を案じさせる余韻に満ちたエンディングは、娯楽を追及した作品では味わえないものです。 勧善懲悪のスカッと楽しめる小説や、息......
真夜中の青い彼方 (文春文庫)
ミステリとしての展開に特にヒネリはありません。犯行の異常さと犯人の心理がおぞましくも一致したという感じも余りありません。風景の描写が細かく、最初はややくどい感じがありましたが、これがストーリー展開上......
緋色の迷宮 (文春文庫)
少女が行方不明になった夜、ベビーシッターをしていたのは自分の息子だった。 小さな街で、警察と街中の注目を浴びる責め苦のなか、 小さな嘘や、隠された事実が、ひとつひとつ明るみに出てくる。 愛する......
喘ぎ泣く死美人 (角川文庫)
2000年に出た単行本の文庫化。 ただし「燈台岩の死体」「甲蟲の指輪」を新たに加え、全部で18編が収められている。 これまで単行本等に未収録だった初期の短篇を拾い集めた一冊で、横溝正史ファンに......
ダイヤモンド殺人事件 (講談社文庫)
吉村氏のは初めて読ませていただきました。 用事で長い電車での移動があったので、売店で手にとって 読み始めたのですが、景色を楽しむのも忘れて夢中で 読みふけってしまいました。 エンターテインメントと......
iKILL (講談社BOX)
渡辺 浩弐の作品は新しい時代を感じさせるような印象を持っていた。 ゲーム時代、IT時代、ネット時代とその時流を捕らえて 上手く作品に活かしていたようにおもう。 本書はネット時代に生まれる引きこも......
夜に猫が身をひそめるところ Think―ミルリトン探偵局シリーズ〈1〉 (ちくま文庫)
文庫にしてはなかなか良いお値段がする。まあ、たしかにカラー写真が何枚も入っているしな。 ほっと、肩の力を抜いて、ほのぼのとしたい時に向いている一冊です。 お土産好きのシンク(黒猫)と架空の名探偵円田......
黄金の灰 (創元推理文庫)
章立てが細かくて、読みやすくなっています。 (章立てが一番効果的で読みやすかったのは殊能将之の『美濃牛』です。お勧めですよ) 展開の仕方もよく、ページをめくるのももどかしくなるほどです。 やっぱり文......
動機〈2〉 (大活字文庫)
第53回 日本推理作家協会賞 2001年度版このミス10 2位。 2000年文春ミステリーベスト10 3位 2001年度版このミス ベスト・オブ・ベスト 8位 作品のプロット、登場人物の心......
呪いの塔 (徳間文庫)
初出は昭和7年。新潮社から出た『新作探偵小説全集』の1冊としてであった。 江戸川乱歩の『陰獣』をモチーフにした作品であり、そちらから読むべきと思う。もちろん、横溝なりのトリックやひねりが加わって......
動機〈3〉 (大活字文庫)
第53回 日本推理作家協会賞 2001年度版このミス10 2位。 2000年文春ミステリーベスト10 3位 2001年度版このミス ベスト・オブ・ベスト 8位 作品のプロット、登場人物の心......
殺人鬼 (角川文庫)
「殺人鬼」「黒蘭姫」「香水心中」「百日紅の下にて」の4つの短編が収められている。 初期の作品ばかりで、金田一の姿が一定していない。 「殺人鬼」は、ひねりがある。結末の意外な展開も面白い。なかな......
新装 餓狼伝〈the Bound Volume 2〉 (FUTABA・NOVELS)
今もなお連載中の「餓狼伝」の新装版。 現在「イブニング」で連載中の漫画「餓狼伝」の原作です。原作とは言っても、漫画版は板垣恵介先生によるオリジナル要素がかなり多く含まれている為、こちらの小説版と......
魔性
いまいちというのが率直な感想です。渡辺容子さんの作品は何冊が読みましたが、彼女なら同じ題材でもっと面白い物ができたのでは?と思えるくらい。展開の以外さや、描写の緻密さなどに欠けます。引きこもりの元O......
動機〈1〉 (大活字文庫)
第53回 日本推理作家協会賞 2001年度版このミス10 2位。 2000年文春ミステリーベスト10 3位 2001年度版このミス ベスト・オブ・ベスト 8位 作品のプロット、登場人物の心理描......
奇偶(上) (講談社文庫)
単行本(2002年)→ノベルス版(2005年)の文庫化。 上巻には「奇」「偶」「奇偶」までが収められている。下巻には驚愕の結末が控えているので、一気に通読するのが良いと思う。 著者自身が実際に......
奇偶(下) (講談社文庫)
単行本(2002年)→ノベルス版(2005年)の文庫化。 下巻には「『猿神の家』火渡雅」「太極」「奇偶領域」が収められている。 壮大なアンチ・ミステリ。「偶然」という要素がどこまで許容されるの......
毒の花の香り (二見文庫―ザ・ミステリコレクション)
クレア・マトゥーロ。 日本発上陸の作者だそうだ。 何とまぁ、歯に衣を着せない歯切れのいいすがすがしいキャラクターなんでしょう。これは女性読者の絶大なる支持を受けそうな感じがする。 太陽のサンサンと降......
震える熱帯 (講談社文庫)
読んで損ないです。久々に日本語の本読んでおもしろかった。帯にマイクルコナリー絶賛と書いてあったので、買ったのですが、スタイルは全然違いますが、コナリー好きにも合うのでは。銃や撃ち合いが好きな人には、......
傷痕(きずあと)〈下〉 (ヴィレッジブックス)
「書店員さん、大絶賛−今年の徹夜本はこれで決まり!一気読みした人、続出!」という帯の惹句にひかれて読んだ。 凶悪犯に夫と娘の命を奪われ、自らも心と身体に深い傷を負ったFBI捜査官スモーキー。 休職......
傷痕(きずあと)〈上〉 (ヴィレッジブックス)
「書店員さん、大絶賛−今年の徹夜本はれで決まり!一気読みした人、続出!」という帯の惹句にひかれて読んだ。 凶悪犯に夫と娘の命を奪われ、自らも心と身体に深い傷を負ったFBI捜査官スモーキー。 休職中......
その腕のなかで (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ストーカーに狙われた作家のリズの元へふらりと立ち寄った 元陸軍レンジャー部隊員の庸兵ジョシュア。 このボディーガードを買って出たジョシュアがとにかくヒロインにメロメロでgoodです。 リズと暮ら......
ラビリンス 上
発掘作業を手伝っていた、アリスが洞窟で偶然2人分の骸骨を発見する。骸骨が付けていた指輪と洞窟の壁に書かれていた迷路の模様を巡って、アリスの周りでさまざまな事件が起こるというストーリー。アリスの話と平......
運命に導かれて (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
『そのドアの向こうで』『影のなかの恋人』に続く、マクラウド兄弟が活躍するお話です。 マクラウド兄弟の長男デイビーが主人公です。 ヒロインのマーゴットがストーカーに狙われ、デイビーが助けてくれます。 ......
ハマースミスのうじ虫 (創元推理文庫)
普段はそれほど酔ったりしない堅物の銀行家が、いつもと違って飲みすぎているのをクラブで見かけたワイン商のキャソン・デューカー。気になって声をかけてみると、渋々ながらその理由を語り始める。銀行家が強請ら......
奇術師の密室 (扶桑社ミステリー)
「IN・POCKET 2006年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」総合第4位。’06年、「このミステリーがすごい!」海外編、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門共に第7位。 巨匠リチャード・マシ......
死の舞踏 (論創海外ミステリ)
本格推理とサスペンス小説の魅力を併せ持つ作風で日本でも根強いファンを持つ米国女流ミステリー作家マクロイ女史の本邦初訳の処女長編小説です。本書は女史の創造した名探偵の精神科医ベイジル・ウィリングス博士......
隠し部屋を査察して (創元推理文庫)
怪奇譚が端整な文体で語られる。しかし想像力のハードルが低い。全体的に文学的水準が低い。あっと驚くような結末も、感慨にふけるような結末もない。出来合いの異形の想像力というか、既視感、既読感のあるものば......
破局 (異色作家短篇集)
名作『レベッカ』『鳥』で知られるサスペンスの女王デュ・モーリア女史の秀作集。日本では待望久しく42年振りに復刊された本書は、時の狭間に埋もれた幻の書と言えます。内容的には、現代にあっても風化しない普......
市民ヴィンス (ハヤカワ・ミステリ文庫)
証人保護プログラムで過去も名前も消し別人として過ごしている小悪党が、結局は同じようなカード偽造などの罪を犯しながら暮らしている。 そこに過去の世界からの殺し屋がやってきて・・・ 出てくる人間はほぼ全......
切り裂かれたミンクコート事件 (扶桑社ミステリー)
「血染めのエッグ・コージィ事件」に続くシリーズ第二作。オールダリー荘で再び事件が起きる伯爵は"にわか映画ファン"となり、映画関係者が屋敷に招かれる。オールド・ファンにしか分からないエロール・フリン(......
血染めのエッグ・コージイ事件 (扶桑社ミステリー)
1975年に発表されたものだが、ミステリの黄金時代を彷彿とさせる作品。没落した貴族の唯一の生き残りのヒロインが親友で伯爵の娘の屋敷を訪ねる所から物語が始まる。逆境にめげない勝気なヒロインの明るさと聡......
絞首人の一ダース (論創海外ミステリ)
アメリカのハードボイルド作家で日本には40年振りの紹介となる著者の代表的短編集です。タイトルに一ダースとあって13編収録されているのは、わざと欧米で不吉とされる数字に意味づけているのでは?と思わせる......
断崖の骨 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
スケルトン探偵こと人類学者のオリヴァー教授が初めて本格的に犯罪事件の推理をするのが本作である。スケルトン探偵シリーズの中でも骨鑑定の真骨頂を見せてくれるので、このシリーズでは最初に読んでもらいたいほ......
赤髯王の呪い 〔ハヤカワ・ミステリ1790〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
短めの長編1作と現在の所発表されている短編3作を収録されたもの。 赤髭王の呪い 思春期に見せる回想、時代とその場所における出来事をうまい具合に動機に結びつけ、犯罪を成立させている。これが......
裏切り (小学館文庫)
驚きました! アルヴテーゲンの作品はこれが初めてでしたが、 ここまでひとりひとりの心に分け入っていく感覚は、 本当に久しぶりです。 この物語を読み進める読者は、 自分だけ安全な場所にいながら高みの......
バッド・ニュース (ハヤカワ・ミステリ文庫)
なんてことはないこそ泥が主人公で、ちょっとした盗みからスタートするのですが、途中からストーリーがこんがらがってきて、おもしろいです。 特に、最後の盗みに入るシーンなどは、いったい何のためにその家に泥......
砂漠で溺れるわけにはいかない (創元推理文庫)
シリーズ5作目は、さらりと軽快な短いお話。 いよいよ結婚式を開こうとしているニールが、半ば強引に引き受けさせられた依頼は、老人の保護という簡単な仕事。 だったはずが、やはり一筋縄ではいかなくて・・・......
神の足跡(上) (講談社文庫)
命を狙われた主人公が、大統領に真実を告げるため逃げ回ります。追っ手はハイテク機器を自由自在に操る女性。ハイテク VS ローテクの戦い途中で上巻が終わります。作者の8作目の作品ですのでプロットにもデ......
神の足跡(下) (講談社文庫)
前半は冒険小説タッチでぐいぐい読ませましたが、後半は絶対的な力を持った人工知能との対決です。昔のスタートレックの様な展開で追い詰め、追い詰められるシーンは迫力がありました。 最後のエピローグ(......
合衆国爆砕テロ (SB文庫)
議員が乗った車列がテロリスト襲われ、議員が死亡。その後もテロが連続するが、その背後にはアメリカ人のテロリストが・・・、といった話。はっきり言って大して面白くない。テロ計画のアイディアもありきたりだし......
小鳥たちが見たもの
小たちが見る世界を、私達は見る事ができない。 子どもたちが見る世界を、大人達は見つめる事ができない。 大人たちは、痛みと悲しみに理解を示すだけで、お互いに傷つけあっていく。 子どももまた、それぞれの......
スクール・デイズ (ハヤカワ・ノヴェルズ)
翻訳が気に入らなかったので、しばらく英語で読んでいました。ようやく別の訳者になったので、本作と「ドリームガール」とを一気に読みました。やっと会話に生気が感じられるようになりました(もっともく「ドリー......
失われた時間 (論創海外ミステリ)
名作「完全殺人事件」でミステリ史上に名声を残す英国推理作家ブッシュ1937年発表の久々の邦訳作品です。著者は60冊以上の長編ミステリーを出していますが、邦訳は本書でやっと5冊目で翻訳も半世紀以上途絶......
猫は爆弾を落とす (ハヤカワ・ミステリ文庫)
海外猫ミステリの殿堂、シャム猫ココ&ヤムヤムシリーズの28作目。 元新聞記者にして現在は新聞の人気コラムニスト、口ひげの素敵な中年(失礼、) クィラランと猫との暮らしを取り巻く、ライトミステリシリー......
キングの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アメリカ人が好きな家族愛と自分探しの物語で、確かに読ませるのだが、帯で各紙が激賞しているほど完成度が高いかは疑問である。主人公の兄が妹を父親殺しの犯人ではないかと疑い、そのために自分を犠牲にしよう......
再起 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
レビューを読む限り期待しないで読んだがおもしろかった。自伝以外はフランシスの作品はハズレがない。フランシスの作品に登場する主人公はみんな中身がカッコイイんだけど、今回それがあまり感じられなかった。シ......
埋葬 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
このシリーズ7作目になります。 事件はエドガー・アラン・ポーになぞられている2つ起きます。ポーに関して余り知識が無かったのですが、その人となりが判ってそれも面白い一因です。(こんなに屈折してた人だっ......
すべては死にゆく
途中まではよかった、てか海外小説特有のこのシーン全然関係ないじゃん!いや、こことリンクしていたのか...みたいなのが多い作品でした。本当に頭脳明晰で、IQ高い人なんかは 読んでて楽しいんじゃないかと......
プリティ・リトル・デビル
夜、寝る前に始めだけ読むつもりで開いたが最後、おもしろさに一気読みしてしまいました。 表紙の少女コミックチックなイラストがちょっと…だけど、中身はすごくおもしろいです。 高校生くらいの女子にありがち......
北雪の釘 〔ハヤカワ・ミステリ1793〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
待望の最新刊。楽しみにしていたのに・・・。「中国鉄釘殺人事件」ではないですか! それと知らず、即購入したいのをこらえ、わざわざ旅先で購入してワクワクして読み出したのに、なんだかこのシチュエイションは......
ドラゴンの恋人 (ランダムハウス講談社文庫)
本当に時間を忘れて読みふけりました。 それにしてもヒロインのアレクサがタフ!凄すぎます。何度も死にそうな目に遇っても 立ち直るアレクサと、始めは彼女を憎んでいたヒーローのキリアンですが、始めから 彼......
勝利 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ご存知「競馬シリーズ」。ナゾのビデオテープをめぐり、争奪戦が繰り広げられるが、ストーリー自体はとりたてて目新しいものでもない。本書の秀逸な点は、主人公ローガンの人物設定の妙にある。今回の主人公はガ......
聖林(ハリウッド)殺人事件 (文春文庫)
今読んでいる途中ですが、会話の巧みさ、物語構成の旨さ、人物描写含め映画を見ているような臨場感ある展開の数々と、文句の付けようがない作品です。アントネッリシリーズも本作で5作目ですが、本シリーズは全て......
黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
古臭いが面白く読めたのは、「古典新訳」シリーズで、翻訳者の皆さん、頑張っているからだ。21世紀の今、ポーの小説を真面目に読んでいるのは、英文科の暇な学生くらいだろう。この文庫のなかでも、「黒猫」は......
死者の季節 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)
2007年度版このミス10 選外。 「真保裕一氏 絶賛!」の帯に惹かれて読んだ。私の知る限り、真保氏が帯に登場したのは初めてである。真保氏の作品は全冊読破し、大ファンではあるのだが、どうやら、......
死者の季節 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)
2007年度版このミス10 選外。 「真保裕一氏 絶賛!」の帯に惹かれて読んだ。私の知る限り、真保氏が帯に登場したのは初めてである。真保氏の作品は全冊読破し、大ファンではあるのだが、どうやら、......
デセプション・ポイント〈下〉 (角川文庫)
作品のスタイルとしては、ラングドン・シリーズと同じく、 一つ一つの章が短く、視点人物がめまぐるしく変わるという手法がとられています。 これは、きわめて映画的な手法で、 この『デセプション・ポイント(......
死の開幕 (講談社文庫)
私にとって期待値の最も高い作家、ディーヴァー。 本作はそのディーヴァーの最新作。 といっても「ボーンコレクター」以前のブレイク前のディーヴァーの作品である。 具体的なあらすじは、他のレビューを読ん......
アール・グレイと消えた首飾り お茶と探偵 3 (ランダムハウス講談社文庫)
お茶と探偵シリーズ第三作です。 今回の事件は殺人ではなく、デレインの姪の婚約披露会場で婚約指輪が消えた!主人公セオドシアは、チャールストンに怪盗がいるのでは!?と疑います。そしてヘリデッジ協会主催の......
疑惑の王宮建設 (光文社文庫)
かねてより懸案の浴室、そうシリーズを順当に読んでいる人にとってはおなじみの、あのヤニクルム丘の家の風呂場が完成したのはいいけれど、さぁその床下には!? 一方ウェスパシアヌス帝の依頼はブリタニアへ再び......
エンプティー・チェア〈上〉 (文春文庫)
本シリーズはNYが舞台になっていますが、本作品ではライムの手術のためノー スカロライナ州に訪れている設定になっています。動けないライムがNY以外で活躍 するのはシリーズ初になりますが、さすがディー......
キングとジョーカー (扶桑社ミステリー)
架空英国で1970年代に起きた王室での事件・生活ぶりを克明に描くという奇想天外な設定で読者を驚かせる作者の代表作。架空の系譜図まで作るという凝り様で、イギリスでよく発禁にならなかったと感心する。 ......
ウィンキー (ハヤカワ・ノヴェルズ)
人間と同じように話したり動いたりできるテディベアが主人公。ファンタジー小説なのかと思いきや、いささか不思議なストーリーだった。子供と共に暮らし、愛されてやがて忘れ去られるおもちゃの悲哀。しかも唐突に......
エンプティー・チェア〈下〉 (文春文庫)
2002年度版このミス10 11位。 2001年文春ミステリーベスト10 3位。 <リンカーン・ライム>シリーズの第3作の本作品の見所は、リンカーン・ライムとアメリ・サックスの師弟対決だろう......
蜘蛛の巣 上 (創元推理文庫)
七世紀のアイルランドを舞台にしたミステリ、ということで当初は作中用語に慣れるため、巻末の訳注を引きながら行きつ戻りつ読むことになってしまう。 用語に慣れてくると、裁判官にして修道女、法律に精通するわ......
シャーロック・ホームズの生還 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)
とっても読みやすかったです。 NHKで放映されていたシャーロックホームズのドラマを彷彿とさせるテンポの良い読みやすい文章です。 字の大きさもほどよいです。 少しずつ集めていきたいと思いました。 空......
チベットの薔薇 (扶桑社ミステリー)
この名作の原作は 1962年に出た.日本語になるのに半世紀近くかかったことになる.まず著者自身が出版社の編集者として現れる.次にこの語の主人公の親友と称する老人が現れる.この老人が昔一回だけ詳しく話......
毒杯の囀り (創元推理文庫)
中世ロンドンを舞台にしたミステリ。托鉢修道士が探偵役を努めるシリーズの初作。作者は元々ミステリが付かない歴史物を書いていたようで、往時の雰囲気が良く出ている。 事件は富豪の金貸しがウグイス張りの廊......
ナイトフォール(下) (講談社文庫)
日経の書評欄に好意的なコメントが掲載されており、かつ、翻訳者がジョン・グリシャムの作品を独占的に?訳している白石さんだったので、期待して読んでみたのだが、いまいちだった。1996年に実際に起きたTW......
ナイトフォール(上) (講談社文庫)
日経の書評欄に好意的なコメントが掲載されており、かつ、翻訳者がジョン・グリシャムの作品を独占的に?訳している白石さんだったので、期待して読んでみたのだが、いまいちだった。1996年に実際に起きたTW......
天使が震える夜明け (ヴィレッジブックス)
母と娘による異色の作家P.J. トレイシーによる衝撃のデビュー作です。 数々の賞を獲得したって事やったので、かなり期待しながら読みましたよ。 たしかに数々の賞を獲得したのは伊達ではないって思えるぐら......
12番目のカード
重度の身体障害をもつNYPDの元科学捜査部長、天才的な推理力をもつリンカーン・ライムシリーズの第6作。この皮肉屋ライムの手足になるのが拳銃の名手でスピード狂のおなじみ女刑事、アメリア・ザックスです(......
マンアライヴ (論創海外ミステリ)
名探偵ブラウン神父の産みの親で英国文学界の巨匠チェスタトンの唯一未訳のまま残されていた長編ミステリー小説の待望の翻訳刊行です。偉大な巨匠の本当に久々の作品紹介という事もあって本翻訳書が2006年に出......
ジョン・ランプリエールの辞書 (下) (創元推理文庫)
2000年に出た単行本を上下巻に分冊して文庫化したもの。 Lawrence Norfolkの『Lempriere's Dictionary』(1991年)の翻訳。 1780年代後半のイギリス、......
ジョン・ランプリエールの辞書 (上) (創元推理文庫)
2000年に出た単行本を上下巻に分冊して文庫化したもの。 Lawrence Norfolkの『Lempriere's Dictionary』(1991年)の翻訳。 1780年代後半のイギリス、......
聖なる暗号 (ハヤカワ文庫NV)
古書(地図と原稿)販売を生業とするハリーが書類鑑定を依頼される。それはジャマイカの未知の親戚から突然に送られてきたものという。400年前にジェイムズ・オーグルヴィーが「ぼくの旅の記録」と題して暗号で......
聖骸布血盟 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)
正直申し上げまして本書のいう「信仰」というものは理解できん 聖骸布を巡る殺人事件を追ううちに、スポットライトは次第に聖騎士団にという展開。 口を割らないよう「舌」を切り取ってまで臨まなければならな......
骸布血盟 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)
ダン・ブラウン以降、歴史ミステリ(の内、キリスト系)はメジャーな ジャンルになってきましたが、聖骸布を題材とした物語です。 なかなか目の付け所もよく、テンポよく読ませるのですが、登場人物が 多すぎる......
遭敵海域 (文春文庫)
C.W.ニコル氏の描く大河ストーリーの第三弾 本作と続編である「特務艦隊」がセットで第一次大戦編である。 「盟約(上・下)」「遭敵海域」「特務艦隊」の四冊が 「盟約(上・下)」=日露戦争編 「遭敵海......
閘門の足跡 (新樹社ミステリー)
ノックス司教はミステリ十戒を書いてフェアプレーを強調したことで有名ですそのノックス司教の記す、フェアプレーを意識しながらもユーモア溢れる作品。犬猿の仲の従兄弟同士が突然一緒にボートで河くだりを計画し......
ゴールデン・サマー
少年の頃の夏の一時を思い出させる1冊。 エラリー・クイーンの半身、フレデリック・ダネイが幼少の頃の名前を使って出した、単独で書き上げた唯一の作品。 主人公のダニーは腕っ節も弱く、体......
シャーロック・ホームズの失われた冒険
ロンドンを舞台に活躍するホームズを愛している人には、少々ショックな結末のような気もしますが、(実際私もショックでしたが)しかし、全体を通してみると正直よくできていると思いました。 著者もホーム......
マジック・サークル〈上〉
I have to admit that this is a complicated story, though gorgeously so. It goes to confirm that rea......
マジック・サークル〈下〉
I have to admit that this is a complicated story, though gorgeously so. It goes to confirm that rea......
ハイド氏の奇妙な犯罪 (創元推理文庫)
著者のノーグレットはパリ第十大学の19世紀イギリス抖学研究者で、スティーヴンソンが専門とのこと。訳者カイヨワの翻訳などで知られる三好郁朗氏で、訳文は銊常に巧み。 まず「ジキルとハイド」を読み直しか......
逃亡のSAS特務員 (ハヤカワ文庫NV)
テレビの脚本まで書く多彩な小説家として揺るぎない地位を築いた作者のSASシリーズ物。作品ごとの登場人物は異なるもののキャラクターは一貫して作者の分身的存在なのがその特徴だ。今回はいままでの作品と異な......
消えた小麦―セス・コルトン・シリーズ (小学館文庫)
タイトルに惹かれて購入した本ではあったが、読み始めると中断するのが惜しいくらいテンポの良いストーリー展開で一気に読み終えてしまった。 確かに「新時代の007」と言えなくもないが、007に比べると生い......
超能力カウンセラー アビー・クーパーの事件簿
この本、原書で知っていたので 翻訳はどうなの?と思って読んでみたのですがすごくたのしめました。 原書に出てくる主人公アビィのちょっととぼけた性格や 会話のテンポのよさが、巧く翻訳されていて読んでいて......
天を映す早瀬 (創元推理文庫)
在米中国人の若い女性と、いろいろあって人生をはずれたアメリカ人中年(?)男性という異色の探偵コンビのこのシリーズ。その抑制されたトーンが好きで、新刊が出れば必ず買う、数少ないシリーズの中の1つです......
眼を開く 私立探偵アルバート・サムスン〔ハヤカワ・ミステリ1792〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
久々にサムスンが復活した…… と思った矢先、このシリーズをずっと手がけてこられた 翻訳の石田善彦氏が亡くなられた。 氏に、感謝と哀悼の意を表します。 ひょっとするとシリーズ最終巻?という予感が漂う作......
血まみれの鷲 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
珍しくも、ドイのハンブルグを舞台にした警察小説。 ただし作者は英国人なので英国人の眼を通して見ているような距離感がある。 内容は盛り沢山で、日本とはだいぶ違うドイツの警察制度(米国の地方警察とFBI......
マイアミ弁護士 ソロモン&ロード(下) (講談社文庫)
ある大富豪の殺人事件裁判で弁護士スティーブ・ソロモン”とビクトリア・ロードは パートナーを組むことになった。 気になる美貌の彼女には婚約者が! 両極な二人の恋の行方は。。? 破天荒男 スティ......
10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)
起・承・転・結の明快な短編集です。 一編はおおむね15分で読めます。 結のツイストも効果的でO・ヘンリーばりの鮮やかさです。 結末にはニヤリとして殺人者でも憎めません。 各々映画やTVドラマにし......
運命のフォトグラフ (ヴィレッジブックス)
他の方の評価が低かったので、この本を読むか悩みましたが、買って正解でした! 読んだ感想は、最高です!何度も笑ってしまいました。やっぱりおもしろかったです。自説ですが、彼女の作品のよさは、ユーモア感覚......
容疑者〈上〉 (集英社文庫)
10数ヶ国語に翻訳され、30カ国以上で刊行されているというマイケル・ロボサムのデビュー作である。 主人公である42才の臨床心理士ジョーの一人称現在形で、臨場感たっぷりにストーリーは進行して行く。 ......
死の相続 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)
掛け声だけに終わらない、まさに「埋もれていた傑作」。1930年代のハイチを舞台に ヴードゥー教の神秘と怪奇性を背景とした異様な迫力を感じさせる筆致は瞠目に値する。 密室の解決自体はとりたてて創造的で......
薔薇の花びらの上で―イヴ&ローク〈13〉 (ヴィレッジブックス)
まだイヴの父親の悪夢から逃れられないイヴ今回も彼女の心の傷を 抉るような事件。女性を無抵抗な状態にし、レイプをする。 犯人はそのことをゲームとして楽しんでいる。なんとも許しがたい事件。 早々に犯人像......
容疑者〈下〉 (集英社文庫)
10数ヶ国語に翻訳され、30カ国以上で刊行されているというマイケル・ロボサムのデビュー作である。 主人公である42才の臨床心理士ジョーの一人称現在形で、臨場感たっぷりにストーリーは進行して行く。 ......
出生地 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
400頁を超える文庫本、ここ2週間の通勤の友だった訳だけど、時間を返せ!ってのが読み終えた今の率直な思いだ。どうも貧乏性で、読み始めた本はたいがい最後まで読んでしまうんだけど、今回ばかりは、この諦......
いにしえの月に祈りを (ランダムハウス講談社文庫)
ワーウルフものは初めて読みましたが・・・これがなかなか面白かった。 ロマンティックサスペンスなのに、なぜワーウルフ??とはじめは ちょっと引いてしまいましたが、ワーウルフの設定もしっかりできて いる......
死体の指にダイヤ―京都殺人案内シリーズ (光文社文庫)
最近の推理小説は 結構実際に起こった事件をモチーフにしているものが多い中 この当時はまだそういった傾向になかったように思う。 と、いうのもモチーフにするような悪質 豹変的な事件がまだ少なかったよ......
ルイの九番目の命 (SB文庫)
事件の全容を知っているであろう未だ昏睡から冷めようとしない少年と、真実を求めて奔走することになる医師。この2人が、それぞれ息子として、恋人として愛する女性ナタリーに対する複雑な思い、葛藤を内面の声......
オフィサー・ダウン (ハヤカワ・ミステリ文庫)
アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作品に時々首を傾げたくなるのが出てくるが、これもその一つ。「読者に好感を持たれる人物」であることは重視されていないそうだが、そもそも人物の造形が不充分なのだ。登場人物の......
トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
何となく、J・ウインダムの『トリフィド時代』に似た雰囲気がある。しかし、内容は それよりはるかに落ちる。特に前半は回想ばかりでストーリーが進まない。後半やっと テンポが出てくるが、登場人物がみんなア......
異常気象売ります〈上〉
一流モデルが熱烈なファンに恋に落ちる→ありえる訳もないような説得力のない展開 雇われた殺し屋→思った以上に間抜け 殺し屋から逃れようとする二人の主人公→命を狙われている割にはのんき アメリカ、ヨーロ......
六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)
イギリス・ロンドン生れで生涯に7編の長編を残してわずか30歳の若さで戦死された天才作家スプリッグの死後に刊行された遺作で本邦初紹介作です。本書の帯には不可能犯罪と大きく書かれていますが、読み進める内......
公爵家の相続人―シャーロック・ホームズの愛弟子 (集英社文庫)
シャーロキアンとまではいかないが、ホームズ物は大好きな(つまり、典型的日本人の)私の、 お気に入りのシリーズだ。 今回はメインの舞台はイギリスだが、第一次大戦直後の設定なのでヨーロッパ大陸、そし......
死は聖女の祝日に (ヴィレッジブックス)
かなり分厚いけれど、あっという間に読めた。 「聖人」の記念日かぁ。 そんなものすら知らなかった。 ということで、星5つ! しかし、私はサスペンスや推理小説において、 「超能力」の登場が断固反対であ......
ドライブ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
詩人・小説家・批評家等の多彩な顔を持つ米国作家サリスが放つ迫真のクライム・ノヴェルです。不幸な生い立ちの影を背負う男‘ドライバー’は寡黙で何事にも動じず車の運転が得意で、ロサンジェルスでスタントマン......
No.1レディーズ探偵社、引っ越しす―ミス・ラモツエの事件簿〈3〉 (ヴィレッジブックス)
楽しみにしてたボツワナのミス・マープル、マ・ラモツエを主人公にしたシリーズ第3弾。 正直ボツワナがアフリカ大陸のどこに位置するか知らないのですが、小説を読んでるだけでボツワナの壮大な景色が想像出来そ......
氷の宮殿 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ロマンス界ではスピンオフを続編と称したりすることもありますが これは本当に「続編」です。 「いま炎のように」でロシアへと旅立ったシルヴァーとニックのその後の物語。 誤解と意地の張り合いでこじれてし......
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