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<title>焦熱 (ハヤカワ・ミステリ文庫)</title>
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<title>ソウルタウン(女性弁護士ホイットニー・シリーズ) (ハヤカワ・ミステリ文庫)</title>
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<title>前線 捜査官ガラーノ (講談社文庫)</title>
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<description>前作の「捜査官ガラーノ」に引き続き、ニューヨーク・タイムズ・マガジンで連載していたもの。
軽いノリで、思考を要さずに流すように読むのであればそこそこ楽しめます。
が、それはストーリーで楽しむというよ...</description>
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前作の「捜査官ガラーノ」に引き続き、ニューヨーク・タイムズ・マガジンで連載していたもの。
軽いノリで、思考を要さずに流すように読むのであればそこそこ楽しめます。
が、それはストーリーで楽しむというよりも個性的な登場人物に由来する楽しさでしょう。

ガラーノシリーズ（シリーズ化されれば）は、しいて言えば1時間枠のドラマの台本と思って読めば納得、楽しめるでしょう。
が、この約230ページの使われかたには、読み手としてがっかり感が強くなっても結局は「連載物だから」であきらめている自分がいました。

検死官シリーズで複雑に絡み合ってしまった人間関係がどうにもならなくなっての、妙に軽いガラーノか？と訝ってしまいます。
コーンウェルの新シリーズ第２弾です。
 
主人公は、ウィンストン（ウィン）・ガラーノで、ジェロニモとも呼ばれています。この呼び名の由来は本編に登場します。 
彼の上司は美貌の地区検事モニーク・ラモントです。 
ウィンは、彼女に余り良く思われていないようですが･･･。 
今回は、４５年前の未解決事件（コールド・ケース）の捜索を命じられます。 
この捜索を共にするのが、グルメショップのオーナーを本業という変わり種のスタンプ主任刑事です。 

この本自身は、中編あるいは短編と言えるもので、「検屍官シリーズ」のように錯綜とした展開がある訳ではありません。むしろ、直線的に解決に向かってゆく感じがします。従って、サスペンスとしての面白さは今一かも知れませんが、ユニークな人物たちの生き生きとした描写が良いと思います。 

でも、やはりコーンウェルは「検屍官シリーズ」です。 
スカーペッタの活躍を早く読みたいと思います。 数年前までの年末のミステリーファンのお楽しみは、コーンウェルの「検屍官」シリーズの相原真理子訳による日本語版の発売であった。しかし、コーンウェル自身がスカペタのネタが尽きたのか、新しい「捜査官・ガラーノ」シリーズを出してきた。本書は、その２作目。

 2008年発表という事で、ＩＴ機器に時代の流れを感じる。ウィンは、日本では繋がりにくさで評判のあの"i-Phone"を使いまくっている。アメリカでは、サクサクと繋がっているようだ。

 閑話休題、前作同様、美人の検事ラモントから依頼された迷宮入り殺人事件の掘り起こしを依頼されたウィン、今回はコンビを組むスタンプ"stump"なるニックネームを持つ食料品店オーナーでありながら、刑事でもある女性との仕事の合間のロマンスめいたお話が進行する。
 そして、本来の現在の事件は、あっという間に事件は解決してしまうのだ。

 第２作目にして、中篇ではあるが、なかなか面白くなってきたが、それにしても、コーンウェルのファンとしてはスカペタ・シリーズをもっともっと読みたいものである。
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<title>黒衣の処刑人 上巻 (1) (新潮文庫 ケ 15-1)</title>
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<title>黒衣の処刑人〈下〉 (新潮文庫)</title>
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<title>サーカスの息子〈下〉 (新潮文庫)</title>
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<title>サーカスの息子〈上〉 (新潮文庫)</title>
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<description>舞台はインド、主要登場人物は、整形外科医兼覆面脚本家のファルーク、映画俳優のダー警部（ジョン・Ｄ）らだ。
この長編物語は、多くの小さな話題を織り交ぜながら進み、緩慢さはなく、読み進む事が、大変楽しい...</description>
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舞台はインド、主要登場人物は、整形外科医兼覆面脚本家のファルーク、映画俳優のダー警部（ジョン・Ｄ）らだ。
この長編物語は、多くの小さな話題を織り交ぜながら進み、緩慢さはなく、読み進む事が、大変楽しい。

映画の盛んなインドでの、ダーティヒーローのダー警部とファルークの関係はいかなるものか？
妙な脅迫を受けたり、連続殺人事件が起こったりするが、その真相は？
といった、数々の疑問が物語を盛り上げながら、それぞれの事象が、複雑に絡み合う。
その複雑さの背景に、インドという国の混沌ぶりがあるが、描かれるのは、インドのごく一面だ。

ここで描かれる、インドの一面は、性別を超越している。
同性愛や法律で禁止されている性転換は日常茶飯で、ＨＩＶ感染が、深刻な問題として、取り上げられる。
この問題が、ダー警部にも降りかかるのだが、ファルークと彼との関係を思うと、非常に切ない。

物語全体は、かなり国際的だ。
そして、ファルークの心理が何度も揺れるのであるが、物語全体を通して、ファルークの祖国は、一体どこなのか？
と、彼自身も悩み、その一定の結論が、エピローグで示されるのが印象的だ。

彼は「サーカスの人」なのだ。

サーカスを中心に扱った物語ではないが、読了すると、タイトルに、成程と思わされる。
また、著者が度々こだわる熊は、この物語では、一行しか登場しないが、代わりに？象が登場する。

物語全体がまるでサーカスだ。
著者渾身の力作だ。

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<title>遺伝子捜査官アレックス/復讐の傷痕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)</title>
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<description>ベトナム戦争時代の頭蓋骨を鑑定し、持ち主に返すミッションを背負ったアレックス。
最後には、ホワイトハウスを吹っ飛ばすような大事件へ発展しました。

様々な方法で、頭蓋骨を鑑定し、実際にベトナムに行き...</description>
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ベトナム戦争時代の頭蓋骨を鑑定し、持ち主に返すミッションを背負ったアレックス。
最後には、ホワイトハウスを吹っ飛ばすような大事件へ発展しました。

様々な方法で、頭蓋骨を鑑定し、実際にベトナムに行き、現地の人たちのＤＮＡを採取する。
科学捜査について、きちんと理解しているわけではないけれど、
それでも引き込まれるスピード感があり、楽しめました。

しかしながら、政府機関で働いているせいなのか、
まるで「２４」のような壮大なことになりました。
大統領暗殺未遂まで起こる具合で。
面白いのだけれど、最後の最後ではしらけてしまいました。

トロイの妹のこと、カーライルの生死について、バーバラとラナ母娘のこと、
それぞれがハッピーエンドに向かったけれど、副大統領の妻はどうなるの？

研究所に縛られているだけでなく、活動的だし、非常にスピード感があって面白い作品でした。
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<title>心神喪失 上 (ヴィレッジブックス)</title>
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<description>本書は、『報復』『報復ふたたび』で日本でもベストセラーを記録したジリアン・ホフマンの第３作である。前作から３年の歳月を費やしたこのサスペンスフルな法廷ドラマの主人公は、前２つの作品で活躍したＣ・Ｊの...</description>
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本書は、『報復』『報復ふたたび』で日本でもベストセラーを記録したジリアン・ホフマンの第３作である。前作から３年の歳月を費やしたこのサスペンスフルな法廷ドラマの主人公は、前２つの作品で活躍したＣ・Ｊの後輩にあたるジュリア検事補である。

さんさんと太陽が降り注ぐマイアミの高級住宅地、コーラル・ゲーブルズで幼い子供３人と母親の一家惨殺事件が起こった。警察は傷を負いながらも生き残った父親デヴィッドを犯人として逮捕する。しかし、彼は人望の厚い優秀な整形外科医だった。しかも彼の国籍はフランス。難しい裁判が予想された。検察側は次期地方検事の呼び声も高い花形検察官リックを中心に裁判に臨むが、彼らは２８才のジュリアを次席検察官として大抜擢する。

ところが、弁護側は、デヴィッドは「統合失調症」を患っており、事件当時「心神喪失」状態だったとして無罪を主張してきた。しかも彼には統合失調症の一卵性双生児の兄弟まで存在した。死刑を求刑し、訴訟能力のある反社会性人格障害のデヴィッドが、罪を逃れんとして詐病をよそおっているとする検察側。精神鑑定医を含めて真っ向から対立する弁護側と検察側。緊迫感のある法廷のやりとりが展開される。

また、この裁判はジュリアにとって自身の悲劇的な過去と向き合うことを意味するのだった。１５年前、兄により父母を殺され、しかもその兄は「統合失調症」による「心神喪失」状態で無罪となり、今は、ニューヨークの厳重警備病院に措置入院していた。

ここまで来ると本書はエンターテインメントの域を超え、社会に対する告発小説の色を濃くしていると言わざるを得ない。私は、かつてこれほど終盤での陪臣員の評決に注目した物語は無い。精神が健全か病んでいるかなどはほんの紙一重の差ではなかろうか。
凄惨な事件であれどうであれ、必ずといっていいほど「精神鑑定」があるのは日本でも同様。誰が犯人か？ というスピーディーな通常のサスペンスを期待させるのではなく、この主題の意味を深く理解してほしいという作者の意図は、そのまま今後「裁判員制度」に直面する私たち日本人へのメッセージなのかもしれない。事件の被害者遺族の感情も大事、でも何を裁くのかということに直面すれば？ これは新しい司法サスペンスの領域に踏み込んだ意欲作とみた。伏線があるので今後Ｃ.Ｊが戻ってくれば重層的で深みのある作品も期待できる。
物語の設定はいいんですが、文章が飛びすぎて
急に場面が変わったり、誰かの声（これは後に
解ることですが）になったりして、読むのが
しんどいですね。
ジュリアは検察官として軽い犯罪を担当していたのですが、
今回は殺人事件を担当することになります。
事件は一家全員殺人、唯一生き残ったのが父親であった。
子ども二人、そして妻はこの父親に本当に殺されたのか？
やがて父親は心神喪失を申したて減刑をねらう。上巻の90%ほどを読んだところですが、ここでやっとタイトルに繋がる「心神喪失」が出てきます。
「報復」「報復ふたたび」のスピード感を期待していたので、ここまでくるのに少々疲れが(^^;
（ちなみ、C.J.は今回はお留守でした。）


主人公自身にも思い出したくない過去があるのですが、それもここまで読んでいても明らかにはされていません。もちろん憶測はできますが。
あと数ページで上巻読み終わるというのに、主人公ジュリアの性格も、背景も、事件についても、審理についても全てが中途半端で、引き込まれる感じが無いのが悔しいところ。
ここまで来ても舞台設定が中途半端で、前置きをずっと読まされてる感じがしてきました。

その分、下巻で巻き返してくれるのか？期待しつつもそのページ数で満足させてもらえるのかな･･･上下巻で購入しているので、読ませていただきます。。。
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<title>アフリカで一番美しい船</title>
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<title>報いのときは、はかなく イヴ＆amp;ローク19 (ヴィレッジブックス)</title>
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ルークの会社の有能な社員が夫の不倫現場にいた。
夫とその愛人はその場で殺されたいた。
その妻であり、ルークの会社の従業員であるルヴァは
セキュリティ...</description>
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イヴが現場に到着したのはルークからの要請だった。
ルークの会社の有能な社員が夫の不倫現場にいた。
夫とその愛人はその場で殺されたいた。
その妻であり、ルークの会社の従業員であるルヴァは
セキュリティ部門の担当だったため、捜査を進めていくうちに
国土安全保障機構（HSO）にたどり着きます。
そこでルークはイヴに過去に関する情報も得てしまい、夫婦間に
危機が訪れます。

今回も脇役ががっちりつめています。メイヴィスは妊娠期の
不安定さでイヴを翻弄し、ピーボディは真面目なのか、悪ふざけ
なのか？そしてマイラが頑なになってしまったイヴの心を癒します。
このあたりの場面で今までに見られなかったイヴを堪能することが
出来ます。
私もイブと同じでテクノロジーは苦手なので本文自体は難しいように
思われましたが、仲間とのやり取りは毎度ながら面白いです。
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<item rdf:about="http://bb-book019.electro-search.com/detail/12/4576081810.html">
<title>燃える瞳の奥に (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) (ザ・ミステリ・コレクション)</title>
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<description>作者の前回のシリーズが好きだったので、楽しみにしていましたが期待はずれでした。
結構なページ数をベッドシーンにつぎ込み、ソフトSな世界です。いわゆる「官能シーン」
が好きな人にはいいかも。</description>
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作者の前回のシリーズが好きだったので、楽しみにしていましたが期待はずれでした。
結構なページ数をベッドシーンにつぎ込み、ソフトSな世界です。いわゆる「官能シーン」
が好きな人にはいいかも。
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<item rdf:about="http://bb-book019.electro-search.com/detail/13/4863320973.html">
<title>心神喪失 下 (ヴィレッジブックス)</title>
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<description>上巻をやっとの思いで読み、下巻に期待をしたものの･･･
他の方がおっしゃる通りのグダグダ感・おっと期待させられながらうっちゃられた伏線、そして最後はやはりページ数の問題なのかあっさり過ぎる終結。
確...</description>
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上巻をやっとの思いで読み、下巻に期待をしたものの･･･
他の方がおっしゃる通りのグダグダ感・おっと期待させられながらうっちゃられた伏線、そして最後はやはりページ数の問題なのかあっさり過ぎる終結。
確かに次では、前作「報復」の主人公も登場しそうな雰囲気も漂うものの、シリーズ化が成功するかどうかは、その時々の1作の完成度によるところが大きいはず。
本編読み終わってからの、ほんの数ページ挿入されている著者のあとがきの方がスルリと心に入ってきて感心できた。
何百ページよりも数ページに心動かされるのは大層稀なことかと思う。結局クライマックスらしいシーンがなくてがっかり･･･
何が言いたかったの？
確かに統合性失調症についてしつこいくらいに説明が
なされてるけれど、物語の筋としては統合性失調症に
執着しすぎた。これをストーリーに入れ込むのは
難しいと思うし、さんざん難しい病気といいながら、
主人公はすぐに完治しているし。
そんなのはありえない。
自分が精神系病院の勤務だっただけに、よくわかる。
そんなに簡単に治せる病気ではない。本書は、『報復』『報復ふたたび』で日本でもベストセラーを記録したジリアン・ホフマンの第３作である。前作から３年の歳月を費やしたこのサスペンスフルな法廷ドラマの主人公は、前２つの作品で活躍したＣ・Ｊの後輩にあたるジュリア検事補である。

さんさんと太陽が降り注ぐマイアミの高級住宅地、コーラル・ゲーブルズで幼い子供３人と母親の一家惨殺事件が起こった。警察は傷を負いながらも生き残った父親デヴィッドを犯人として逮捕する。しかし、彼は人望の厚い優秀な整形外科医だった。しかも彼の国籍はフランス。難しい裁判が予想された。検察側は次期地方検事の呼び声も高い花形検察官リックを中心に裁判に臨むが、彼らは２８才のジュリアを次席検察官として大抜擢する。

ところが、弁護側は、デヴィッドは「統合失調症」を患っており、事件当時「心神喪失」状態だったとして無罪を主張してきた。しかも彼には統合失調症の一卵性双生児の兄弟まで存在した。死刑を求刑し、訴訟能力のある反社会性人格障害のデヴィッドが、罪を逃れんとして詐病をよそおっているとする検察側。精神鑑定医を含めて真っ向から対立する弁護側と検察側。緊迫感のある法廷でのやりとりが展開される。

また、この裁判はジュリアにとって自身の悲劇的な過去と向き合うことを意味するのだった。１５年前、兄により父母を殺され、しかもその兄は「統合失調症」による「心神喪失」状態で無罪となり、今は、ニューヨークの厳重警備病院に措置入院していた。

ここまで来ると本書はエンターテインメントの域を超え、社会に対する告発小説の色を濃くしていると言わざるを得ない。私は、かつてこれほど終盤での陪臣員の評決に注目した物語は無い。精神が健全か病んでいるかなどはほんの紙一重の差ではなかろうか。
自身の過去と現在扱っているケースということで、２つの似たような話がある。
で、結局向かった先は、どこ？

前半はドキドキしっぱなしで、本当に面白いと思った。
後半、特にラストは何なの？
結局、詐病で無罪！？ってこと？

疑問ばかりが生まれてきた。
ジュリアが統合失調症なのは、それでそれでいいのだが、
マーケット医師やお兄さんのことは、「それ」で片付ける？
絶対、おかしいって。

前作が面白かったので、上下巻で翻訳物らしく、少々高め。
購入して、詐欺！と、ここまで思ったのは初めて。
警察に電話をしたマーケット医師の子供、ジュリアの母親のせりふが同じだった…
何かのつながりがあったのではないのか？

判決が出た後、マーケット医師はジュリアに微笑んだ。
彼は、詐病のような章があった。
なんだかすっきりしなかった。


余談ながら、ジュリアのイメージは、「ＤＡＭＡＧＥ」というドラマに出てくる、
若い弁護士・エリンに似ていると思った…
ラストや次作に対する気持ちは、ぜんぜん違うけど。この尻すぼみ感は一体何でしょうね。法廷サスペンス小説で、前作報復シリーズで見せたスピード感、
最後まで一気に読ませる期待感が上巻から下巻に移る頃から急激にちていきます。
途中から誰もが想像するであろう結末に「いや、まさか。そんなことはないだろう。どんなどんでん返しがあるのか」
と期待していると、本当に想像した通りの結末だけ。いや、それ以上の（ある意味期待以上の？）グダグダ感。
メインとなる法廷で争う事件の真相はどこへやら。いつの間にやら犯人（被告人）は放ったらかしで、
主人公の過去がメインテーマとなてしまう始末。

そして最後のエピローグは、明らかにシリーズ化するぞ、といった感じ。
結局、主人公が一体どんな人物なのか、何をしたいのか、どこへ向かうのか、が
最後まで理解できないため、この主人公の次回作に期待を持てというほうが酷というもの。

報復シリーズでこの作家に期待していただけに、残念でならない。
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<item rdf:about="http://bb-book019.electro-search.com/detail/14/4062762064.html">
<title>贖罪の日 (講談社文庫)</title>
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<description>本書は、原題が『ＴＨＥ ＭＩＳＳＩＮＧ（行方不明者）』とある通り、行方不明となった女性たちをめぐって、ボストン市警の女性科学捜査官ダービー・マコーミックが生まれついての異常犯罪者のシリアル・キラーと...</description>
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本書は、原題が『ＴＨＥ ＭＩＳＳＩＮＧ（行方不明者）』とある通り、行方不明となった女性たちをめぐって、ボストン市警の女性科学捜査官ダービー・マコーミックが生まれついての異常犯罪者のシリアル・キラーと対決するサスペンスである。

邦題の『贖罪の日』とは、彼女自身が１５才の時、何者かに危うく拉致されかけ、そのかわりに居合わせた友人のひとりが殺され、ひとりが誘拐されるという事件を経験していて、２３年経った今、１６才の女子高生誘拐事件が発生し、同じようなシチュエーションのもと、呼び起こされた当時の暗い記憶を教訓に、「その少女だけはなんとしても救い出したい」という、ダービーの心の叫びである。

しかし、今回の犯人は一筋縄ではいかないサイコパスだった。仲間と手を組んで、ティーンエイジャーの頃から、州から州へ拠点を移しながら連続して女性を誘拐し、弄んでは殺害していたのだ。犠牲になった女性たちは１００人に達するほどである。しかも、犯人は身代わりに罪を着せるために証拠を捏造するといった狡猾さも持ち合わせていた。

捜査を進め、犯人を追うダービーだが、予想をうわまわる驚愕の犯人の仲間の正体が明らかになり、２３年前の事件と今回の事件には、意外なつながりがあったことがわかる。

最後は、科学捜査官らしく、微細な物的証拠から真犯人にたどりつくが、私はジェフリー・ィーヴァーの「リーンカーン・ライム」シリーズのようなもっと専門的な科学捜査物語を期待していたので少し期待はずれだった。

しかし本書は、男性作家ながら、心に傷を抱え、末期癌の母を持つダービーの揺れ動く心情や、被害者の母親たちの娘を思う気持ちなども非情に細やかに描かれており、叙情的な面も併せ持った、読みやすい、スピーディーでドラマチックなエンターテインメントである。

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<title>神の小屋</title>
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<description>帯に書かれたド派手な文句とあらすじに惹かれ購入…。幸せな家族に悲劇が起こり、悲しみにくれる父親に感情移入し、問題の小屋に何が待ち受けているんだう?と、ドキドキ…。…待っていたのは神様です。神様でもい...</description>
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帯に書かれたド派手な文句とあらすじに惹かれ購入…。幸せな家族に悲劇が起こり、悲しみにくれる父親に感情移入し、問題の小屋に何が待ち受けているんだう?と、ドキドキ…。…待っていたのは神様です。神様でもいいんですけど、その部分が長過ぎます。三分の二が神様との対話です。サスペンス物と勘違いして読み始めてしまったので、頭を切り替えて読んだのですが全く入り込めず、残念。父親の愛に感動し涙したので、その部分に星2つです。発売直後購入し，夫婦とも興奮しながら読み進め、感想を話し合い、、、 
夫婦関係がさらに近くなった。と感じています。 

天の父なる神、イエス，聖霊がとても分かりやすく，身近に感じることが出来る本であったので，子供達にも読ませてあげたいと思いました。 

状況描写がとても詳しくまた普段あまり聞かないような日本語が時々使われている ので、噛み砕いて説明しながら読み聞かせを始めました。

１１歳と９歳の娘ですが、毎日のようにせがまれ１時間程読んでも、「もっともっと」と先を知りたがっています。まずこれを読んでこころに響かない人は、本当に真っすぐに健康的な愛の関係に育った人か、もしくはロボットでしょう。
本当のお父さんに出会えます。
本当の愛って、こんな愛だと思います。

愛は人をコントロールしません。愛は人を恐怖や、心配で脅かしません。愛は強要しません。
愛はすべてを受け入れ、許し、励まし、あなたの存在をもっと価値あるものとします。
全き愛には恐れはありません。

このメッセージを読んでいるあなたもとくにあいされています(^_^)
信じて下さい。これは小説ですが、真理のことばが隠されています。
真理は人を自由にします。あなたの心を自由にしてくれます。あなたの傷ついたこころを必ず開放してくれます。
信じて下さい。２年前の１１月、アメリカにいた時に偶然、しかし奇跡的に出会った本書を初めて手にした瞬間、その内容にとにかく読む手を休めることができませんでした。帰路飛行機の中で読み切りました！私自身はクリスチャンですが、本書程、神について、また神との関係について生き生きと、また個人的に書かれた本を読んだ事はありません。読んでいるうちに、涙が止まらなくなり、何度も、何度も、泣きました！その中で私の心も癒されていきました！全米で口コミでベストセラーとなった小説ということでさっそく読んでみました。
前半は娘が誘拐さて殺害されてしまうまでの緊張感のあるエピソードで、なかなかの読み応えがあります。後半の3分の2以上は、喪失感や罪悪感を抱える主人公マックと「小屋」での三位一体の神との生活と対話に費やされています。

三位一体の神と言ったように、ここで基本的に想定されているのはキリスト教の神です。父と子と聖霊の神です。

基本的なメッセージは、神はいつでもそばにいてあなたを愛している、マックが経験したような悲劇は決して神は望んでいないし、神が引き起こしたのでもない、人間が神との「我＝汝」の「関係性」を拒絶して、神に信頼して歩むことをやめ、自分だけの力に頼って、独立・自律・自由の生活をしたいと望んだ結果、他人を道具として「我＝それ」として扱うことから、世界に罪が満ちるようになり、こうした悲劇が起こるようになった。この世界を変えるためには、神を信頼し、相手を赦すこと、それによって自分自身が癒される、イエスのような生き方をするように。と、このようなメッセージが述べられます。

本書の大半を占める三位一体の神との対話は、基本的にはキリスト教のものですし、また議論も抽象的な感じなので、あまりなじみのない人には？？？というところも多いかもしれません。前半の悲劇からこの神との対話への移行もやや唐突で、なんでそうあっさり相手を信じて対話に入っていけるの？という疑問もわくかもしれません。

日本人にとっては評価が分かれる作品かもしれませんね。

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<title>サラマンダーは炎のなかに〈上〉 (光文社文庫)</title>
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上下合わせて約800ﾍﾟｰｼﾞの作品だが、初めの700ﾍﾟｰｼﾞほどまでは、ﾙｶﾚらしい難解ではあるが、示唆に富んだ会話と詳細すぎるほどの現場描写、そしてくるくる変わる時代の流れにやや辟易させられながら、最後は圧倒的な展開とﾙｶﾚ自身の英米に対する大いなる怒りの表現で、抜群の読後感を残す作品になっている。主人公ﾏﾝﾃﾞｨはﾊﾟｷｽﾀﾝ生まれの英国人、欧州に帰ってから参加する70年代の学生運動で知り合ったﾄﾞｲﾂ人ｻｰｼｬ。彼らはやがて英国諜報部の二重ｽﾊﾟｲとなってもかたい友情で支えあってきている。このあたりの時代の雰囲気をﾙｶﾚは難解なまでの政治論議や哲学論議を絡ませながら見事に描いてみせる。やがて、9.11事件を経て、彼らに近づく謎の富豪ﾄﾞﾐﾄﾘｰ。彼は欧州に自由主義者の学校を作るという名目で二人に夢を与える。それは、欧州でﾃﾛ組織壊滅という大義名分のために自作自演を行うという米国ﾈｵｺﾝの陰謀であること、米国と欧州諸国、なかんずく英国とが団結を深め、やがてｲﾗｸに侵攻するきっかけとなる。世界の世論をｲﾗｸ侵攻に傾くかせんがための米国の猿芝居である。作品のいたるところにﾙｶﾚの米国や英国に対する怒りがもえたぎっている作品だ。「ﾅｲﾛﾋﾞの蜂」で大手製薬ﾒｰｶｰに対して大きな怒りをぶつけたﾙｶﾚであるが、この作品での怒りの対象は米国と英国政府なのだ。深くて大いに共鳴を受ける作品、流石ﾙｶﾚ、ﾙｶﾚ万歳である。あと2作の訳本出版が待たれる。

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<item rdf:about="http://bb-book019.electro-search.com/detail/17/4334761887.html">
<title>サラマンダーは炎のなかに〈下〉 (光文社文庫)</title>
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<title>凍える夜に抱かれて (ライムブックス)</title>
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<title>秘密の多いコーヒー豆 (ランダムハウス講談社文庫)</title>
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<title>ブラン・マントー通りの謎 (ランダムハウス講談社文庫)</title>
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表紙を見て、これはコジーミステリーだなと侮り、気安く読みはじめたのです。ところがところが、内容は濃く時代考証も卓抜、大変に読ませる内容で、隠された珠玉（書店のいちばん目立たない場所にあったので）を発見する快感を味わいました。フランス国営テレビがドラマ化したそうですが、どうしても見たいと思います。髪粉（カツラにかける香料）やらライター代わりの火打金、馬糞の混じった泥まみれの街路、キュッキュと音を立てる鵞ペンで書いた手紙を封蝋で閉じる、シャポン（鶏）に牡蠣を和えたポタージュ、夢想が広がりますよね、臭いもいっしょに。ポンパドール夫人も登場し、次はあのベルバラになるのでしょうか。期待しています、ぜひ。
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